LEADERSⅡ 豊田喜一郎とその仲間が教えてくれること
籠池さんの証人喚問が終わりました。
ブロゴスでは郷原弁護士のご意見がとてもしっくりきました。
新聞報道では元文部科学相の下村博文のコメントとして「官邸が嘘をつくはずがない」とありましたが、傲岸不遜な気がしますね。
一強多弱という状況は何事においても好ましくないのだと思います。
さて、昨晩はTBS系列にてLEADERSⅡが放映されました。
三年前に放映されたときはテレビに食い入るように観てましたが、今回も興奮しました。
豊田喜一郎の大きな夢、志に触発される仲間たちの男気が描かれていました。
さしもの喜一郎さんも一人では大望は成し遂げられない。信頼できる仲間がいたからこそ今のトヨタがあるのではないでしょうか。
劇中で豊田喜一郎役の佐藤浩市さんがこんなことを言っていました。
「1にユーザー、2にディーラー」
まず大切なのはお客様、サービスを使ってくれる方、そしてその「声」を聴く、拾うのが営業ということです。
また、経営で大事なことは先を見通し、明確に将来をイメージしていることだと思います。
豊田喜一郎は明確に、舗装された日本の狭い道路を小型の国産自動車が大量に行き来している光景を戦前にイメージしていた筈です。
そして仲間、ユーザー、ディーラー(=社員、パートナー)といったキーワードは私も社長からよく聞く言葉なんです。
トヨタのような日本を、世界を変える、皆に愛されるビジョナリーカンパニーにしたいですね。
日米親善の桜と一人のアメリカ人女性
昨日のふしぎ発見は桜の特集でした。
弘前の桜、吉野の桜。
日本最古の桜は樹齢2000年、山梨にあるそうです。
テレビで紹介された桜のスポットはどれも大変美しい。
もう一週間もすると桜が咲き誇ると思うとワクワクしてしまいます。
今一つ日本ではなくアメリカのワシントンの桜が紹介されていました。
ポトマック川の桜。
日米親善の証として日本から送られた木であることは名高いですが、一人のアメリカ人女性が植えるために尽力したことを私はふしぎ発見で初めて知りました。
彼女の名はエリザ・シドモア。
明治時代に記者として来日。当時26歳と番組では放映されていましたか。
あの時代に女性で記者で異国の地にというのが信じられないのですが、日本で桜と花見に魅せられ、祖国にも桜をと思ったそうです。
番組では排日移民法の制定に憤り、スイスに移住、そのまま祖国の地を踏むことなくスイスで没しました。
そんなシドモアさんのお墓はなんと横浜の外人墓地にあります。
日本政府が彼女の日米親善への貢献に敬意と感謝を表し、お墓を建てたとのことです。
そして放送翌日の今日、家から近いので行って参りました。横浜外人墓地!
入り口でボランティアの方に募金すると案内図が配られ、手書きでシドモアさんのお墓が示されていました。
テレビの力はまだ偉大だ!!
お墓の傍らの桜はポトマックから逆輸入したシドモア桜。
横浜にはこのシドモア桜を植え続けている人がいるそうです。
日米親善の歴史の中に埋もれた偉人の業績、想いを今に伝える素敵な取り組みだと思います。
今日は籠池さんネタしか書けない…
籠池さんが偽証罪適用の証人喚問に出るとのこと。
「これは大阪府の問題だ」
「お会いした記憶はございません」
とかすっとぼけたり、フタをしようとする裏切り者が多く、ぶちギレしたというところなんでしょうか。
職場の同僚ともこの話題話しますが、結構みんな国会中継見てるんですね。
珍答弁が酒の肴になります。
まぁ同僚は40代、50代ですから(笑)、最近の若い子は見ていないかもしれません。
あまり政治的なことは本ブログのテーマではありませんので書きたくありませんが、塚本幼稚園の教育、テレビで流れる動画を見ると北朝鮮そのものではないかと思うワケです。
首相とそのお仲間は幼稚園を礼賛していた、という事実だけでもう充分じゃないかと思います。
日本人の多くはトランプ当選で、とんでもない輩が大統領になったと思ったはずですが、自国の首相も思想信条の異常さにかけては負けていないと思うのですが。
フランスやオランダの選挙では「極右が台頭する、危ないぞ!」とよく耳にしますが、自国が既に充分極右だろうと(笑)
世界から見れば現在の日本は極右政権認定でしょう。
日本の政治が全うにならないのは政治家の責任ですが、突き詰めると政治家を選ぶ私たち国民、有権者の責任です。
下手くそすぎる、デモクラシーの未成熟っぷりという点で「平和ボケ」という言葉を使いたいと思います。
ともかく与野党の議員の皆さんとも、もう森友問題は終わらせて、北朝鮮リスク、安全保障、景気浮揚、賃金上昇、子育て支援、年金問題、財政規律…
問題山積、国難に立ち向かって下さい!
求人情報提供事業者に問われる品質
一昨日ですが、全国求人情報協会のセミナーへ参加してまいりました。
現在国会では職安法改正審議が進行していますが、「求人者」(募集企業)にとっては厳しい内容になる見込みです。
以下のブログに簡潔にポイントがまとめられています。ご参照下さい。
https://www.sharoushi-nagoya-hk.com/archives/6290
求人情報提供事業者(いわゆる求人メディア)も掲載されている案件の適正化により力を入れなければならない状況になっています。
これを受けて求人情報適正化推進協議会が有識者、求人メディア運営企業、全国求人情報協会の理事などが集まり発足しました。
発足背景は以下3つです。
①厚生労働省は虚偽・誇大広告が多いと認識している
②固定残業の社会問題化
③再就職斡旋の社会問題化
このうち③はあまり馴染みがない方もいると思いますので簡単に書きますと、再就職支援会社の実体が解雇支援だったということです。国会でも論戦されていました。
こうした背景の中で我々のような求人情報提供事業者にも今後厳しい規制が課せられかねません。
そこで、求人情報適正化推進協議会がガイドラインを定めることにし、求人情報提供事業者が自主的にガイドラインに適合した事業運営をしていることを宣言してください、という制度を今年度実施することになりました。
※求人情報提供ガイドライン適合メディア宣言制度(仮称)
第三者認証ではなくて、「俺のところはちゃんとやってるぜ!」ということなのですが、自主的だからこそ、事業者内での努力、適正化推進の実行力が問われることになります。
最後に求人が誇大広告・虚偽広告の場合、求人情報提供事業者に責任、罪はないのか?という疑問もあろうかと思います。
これは平成元年の「日本コーポ事件」の最高裁判決が判例となっているようです。
ポイントを私が勝手にまとめます。
媒体は法的義務は問われないが、読者・ユーザーに対して不利益になる可能性を予見し、真実を調査する義務を負う、です。
従って今回の求人情報提供ガイドライン適合メディア宣言制度もこの判決に倣い、法規制ではなく自主規制で取り組んでいくということでした。
いずれにせよ、求人メディアは今後さらに自主的に掲載案件の品質の適正化については踏み込んでいかざるを得ませんし、ディップは昨年からユーザーファーストの方針を強く打ち出して、世の中の動きよりも早く、先手先手で取り組みをしています。
マイナビ、球宴のスポンサーに
興奮しましたねー。
日曜のオランダ戦はあの時間でも観客が立たない、立たない。
始まる前は余り興味湧かない自分がいましたが、グラウンドで日の丸の為に、全国津々浦々の(長嶋監督風に)野球フアンの為に躍動する侍JAPANの姿に感動です。
そんな中で、昨日の日経紙面に今年からオールスターのスポンサーがマイナビさんに決定したとのこと。
オールスターが冠大会になったのは1988年から。三洋電機さんが2006年まで長らくスポンサーを務めていました。
オールスターといえはサンヨーのイメージがあります。
私にも記憶にないのですが2007年だけガリバーが、2008年からはお馴染みマツダさんでした。
Wikipediaの記事によれば昔はテレビ放映料などドル箱であったが、近年は収益も下落傾向が続いているとのことです。
最も日経記事ではスポンサー料が年間数億円とのことですから、長期契約はなかなか販促費のインパクトはありそうです。
マイナビさんは昔からスポーツでのプロモーションに力を入れてました。
石川遼くんを起用したり、ゴルフトーナメントのスポンサーや、野球との縁でいえば神宮球場の バックスクリーンのスポンサー、最近ではベガルタ仙台レディースのスポンサーとなり、なでしこリーグにマイナビ仙台として挑んだりしています。
スポーツ路線の強化は2020年のオリンピックを睨んでのことだと思います。
リクルート以外の求人メディアが、大胆なプロモーション投下をし、企業やメディアの認知度、ブランド価値が上昇することは、顧客の利便性や選択肢の観点からも望ましいことだと思いますし、業界に身を置く者としても誇りに思います。
20周年を迎えたディップ
3月14日はディップの設立記念日です。
とりわけ今年は20周年の節目。
さらに何と本社も移転しました。
泉ガーデンタワーの隣、元IBMさんのビル?と六本木プリンスホテル(知ってる人も最早少ない?)の跡地を吸収して建てた六本木グランドタワーです。
あの蛭子さんと太川さんで有名なテレビ東京さんも入っています。
今日は夜に新本社で社員向けの披露パーティーがあったのですが、あいにくと全国求人情報協会のセミナーへの出席を命じられておりまさかの欠席です。
こんな本社です!
と誰にも公開していないブログで自慢したかったのですが、それも為らず…無念です。
私が入社したのは2005年の3月です。あれから12年経ち、13年目に突入しています。
フリーターからディップに拾って頂き、会社の成長と共になんとかここまでやって来ることができました。
今日は私事の内容ですが、ひっそりと個人の趣味で綴っているブログにつき、とうぞご容赦下さい。
明日は今日参加した全国求人情報協会主催セミナーの内容につき公開したいと思います。
新浪さんのエール かっこ悪い経験を積め
有名過ぎて今更ブログに書くことでもでいないですが、今朝の日経には新浪社長の「先輩に聞く」が掲載。
こんなに優秀で経歴も凄いのに、三菱商事では社内留学の役員面接が通らなかったり、立ち上げた会社ではマネジメントが機能しなかったりと、挫折経験が沢山。
あのサントリーの創業家以外初の社長を務める新浪さんに「かっこ悪い経験積もう」と言われたら、就活生や若手ビジネスパーソンには最高のエールになると思います。
私もパワーを頂きました。
私も30代半ばになり、少し冷静に周囲を見れるようになると、やはり何事においてもチャレンジしない人、失敗を極端に恐れる人は成長が乏しいように思います。
なぜならそういう人に仕事が回って来なくなります。年を経れば経るほどに明らかに回って来ない。
完全に負のスパイラルに陥ります。
「チャレンジすることは大切だ!」
にNOという人はほぼいないと思います。
「リスクは積極的に取りに行くべきだ!」
とするとNOという人は増えそうですね。
表裏一体の関係だと思いますが、人間の心理は複雑だと思います。
このような中で組織において大切なのはチャレンジしようとする人を称えるカルチャーがあるかどうか、上司がいるかどうかではないでしょうか。
新浪さんも結びでサントリーの鳥井さんの言葉を用いています。
「やってみなはれ。そうすれば分かるよ」