バイヤクとバイトル
怪しそうなタイトルでスイマセン。
安心して下さい。
富山に来ていました。
富山〜金沢経由大阪までの新幹線車中です。
富山と言えば薬。富山の売薬はつとに有名ですね。製薬会社が幾つか資料館を運営しており、とても勉強になりました。
富山藩は加賀百万石の前田家の分家にあたる訳ですが、その二代目藩主、前田正甫が薬の研究、開発を奨励したのが富山の売薬の起源です。
正甫は「用を先にし利を後にし、医療の仁恵に浴びせざる寒村僻地にまで広く救療の志を貫通せよ。」と訓示したと伝えてられており、これを先用後利というそうです。
ビジョナリーであり、ユーザーファーストの考えだと思います。
私もアルバイト求人メディア『バイトル』の事業に携わっています。
ユーザーファーストの考えを徹底し、「利」を優先せず、お仕事を探しているユーザーの期待を裏切らない。
掲載案件の品質に拘ることが、事業の持続成長に繋がると信じています。
最後に、三菱自動車の燃費偽装問題。
先利後用と言えるでしょうか。
早くも三菱の軽自動車製造を担う、水島製作所の従業員は自宅待機&賃金カット…影響の範囲も広範です。
余りにも大きな代償。
これは対岸の火事ではなく、どの企業も孕むリスク。
このような問題が起きると、企業の危機管理が盛んに論じられる訳ですが、まず「何の為に経営してるんですか?」というビジネスの原点に立ち返ることこそ、重要だと考えています。
おまけ〜
富山のライトレール
富山八尾の曳山祭り