本を読むことが「悪」みたいな風潮を感じます
とにかく読書をしない人が多くなっているように思います。
5月の営業部のキックオフ(月初の戦術共有会議)ミーティングの席で、「皆さん、本を読みましょう!」と私が言わなければならないぐらいです。お恥ずかしながら。
まるで小学校の先生みたいですね。
確信を持って言えるのは、私は小さい頃から本を読んで(読まされ?)きたので、そこそこの大学に行けて、今は身に余るポジションで仕事をさせて頂いているということです。
「貧乏になったとしても本だけは買って読みなさい」
これは母がよく言っていました。
本だけは自由に買わせてくれました。
私はまだ子供がいませんから知育とか情操教育とかわかりませんが、最大の教育法は読書だと思っています。
今、ナゼ本を読まない人が増えたのでしょうか。
「増えた」と私が断定できるのは文化庁による「国語に関する世論調査」でデータが出ているからです。
1ヶ月に一冊も本を読まない人は47.5%だそうです。
若い人だけではなく、あらゆる世代で「読書離れ」は起きています。
理由としてはインターネットが大きいと思います。
お金も時間も本よりネットにシフトしてきているのでしょう。
「俺はネットがあるんで、本なんか要らないっす」みたいな意見も聞こえてきそうですが、本ではなければいけない理由はあるんだそうです。
ポルシェジャパン株式会社の会長である黒坂登志明さんはこんなことを仰っています。
「本の素晴らしさは''体系が学べる''ことにあります。読書をしない限り、つまり体系を理解しない限り、知識は活かせないし、物事の本質をとらえることはできない。体系がわからなければ、本質がわからなければ、活きる知識としては使えないのです。」
(引用/名経営者×TOPPOINT/2015年7月号)
ネットでも関連づけて読めます。「NAVERまとめ」などのまとめサイトも便利ですが、体系的であるかというと私は疑問というか、知りたいという欲が満たされないですね。
最後に、最近の若者は…なんてよく言いますが、本を読まなくなった。酒も飲まなくなった。そしてキャバクラにも行かなくなった(笑)
一体仕事以外の時間は何をしているんだろうかと…
スマホで何でも事足りるんでしょうね。
電子書籍で本も読める。
キャバクラ嬢と話せる?育てる?ゲームもある。
これていいのかと世を憂いながら、このブログはスマホで書いています…