大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

戦略人事とAI

木曜日は同じオフィスにいる別の部署の方々と勉強会、飲み会をしました。


他部署とは普段はなかなか接点がないのですが、部署間交流の促進を図るために昨年から会社が一定の費用を負担する制度ができました。


しかしあまりお酒のピッチが早いと、おらが村自慢になりやすいので節度とマナーは必要ですね。喧嘩になります(^◇^;)


さて、少しサボってしまいましたが、タイトルのお話。


採用のお手伝いをする人材サービス会社は沢山あります。

求人広告、人材紹介、教育研修…


採用できたらば、お手伝いはそこでおしまいというのが多いのではないでしょうか。

採用した方が、その後活躍できたがどうかが重要なのに。


ドラマのように主人公の「その後」。

後日譚が知りたいですし、ビジネスである以上知るべきなんだと思います。


ビズリーチ社の南社長のインタビュー記事によれば、人材サービス会社はもとより、我々からすればお客様である人事部の方も採用者の「その後」まで追ってPDCAサイクルを回していくことができていないようです。


ビズリーチ社はAIを活用した『HRMOS』をリリースしました。

そのためにセールスフォース社とも提携をしたそうです。


社員のデータベースを蓄積し、ハイパフォーマーの共通項を見出し、人口知能が可視化してくれるそうです。


ハイパフォーマー特性を採用に活かす、というのは割と古典的な手法と思いますが、長続きしないというのが課題だったのではないでしょうか。


結局、人口知能が可視化した内容を援用し、採用に活かしていくのは人事部だと南社長は仰っています。

その点で人事部の仕事はAIに置き換わらないし、より人事部が戦略的になるべきだと指摘しています。


私個人としては、人口知能はバズワードになっていて、人間では解決できない課題をズバッと解決してくれるリーサルウェポン的扱いが最近多すぎるなとやや冷めた見方をしてしまいます。