痛ましいニュースと世界を覆う混沌

朝から非常にショッキングなニュースが入りました。

各社の報道の被害者数などが異なるので相当現場が混乱していると思います。

まだ多くの重傷者がいるとのこと、回復をお祈りするとともに、亡くなられた方に対してご冥福をお祈り致します。

相模原で起きた事件ですが、地球規模で考えると、多発するアメリカの銃乱射事件、イスラム国に影響されるドイツやフランスのテロなど無実の人をターゲットにする卑劣な犯行が後を絶ちません。

関連付けるのはいささか強引という指摘は受けそうですが、世界を覆う閉塞感、混沌が人々の不安感を増幅させているのではないでしょうか。

これは世界秩序の変化が原因と私は考えています。

アメリカの凋落、イスラム国の台頭、中国の高まる存在感、ロシアの復古主義。 

冷戦後、なんとなく国際協調しながら守ってきた平和というものが崩れていく時代の瞬間の目撃者なのかもしれません。

ここのところ頻発している労働の問題、ブラック企業や賃金未払いなども実は世界秩序の変化が遠因になっている、そんな気がしています。