大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

ユースエール制度ご存知ですか?

ユースエール制度?聞いたことない!


という方も多いのではないでしょうか。


2015年10月から始まった、厚生労働省が若者の雇用に関して一定の条件をクリアした優秀な優良な中小企業を認定する制度です。


ユース(若者)

エール(応援する)


もう少し良いネーミングがありそうなものですが…


8月12日時点で62社が認定されています。

厚労省は1000社目指す!ということのようです。

このペースですと、13年かかる計算だと思います(^◇^;)

大丈夫か…

厚労省にエールを贈りたくなります。


同制度の認定を受けるにはいくつか条件があります。


まず中小企業の定義ですが、常時雇用者300人以下です。


次に「直近三年間の新卒採用者の離職率が20%以下」、「所定外労働(残業)が月平均20時間以内」、「有給休暇の年間平均取得日数が10日以上」などの要件を満たしている必要があります。


さらに必要な雇用情報が開示されていることも求められます。


厳しいのではないか!?というのが私の率直な感想です。


恐らく従業員が2.30人規模の中小企業は新卒採用をする体力は乏しいので実績がないと思います。


残業も…ハードル高いかもしれませんね。


しかし認定されると企業検索サイトやハローワークでの取り扱いも優遇されるようですし、助成金加算や商品や広告に認定マークの表示、低利融資など優遇ポイントがあります。


うちのサービスとタイアップして認定企業増やせることができないか考えてみます!