大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

ようやく動画面接時代の到来か!?

アルバイト求人メディアの「バイトル」は2010年から動画サービスを開始しています。
企業やお店の雰囲気をユーザーに動画で伝え、企業とユーザー間のミスマッチを減らすことが狙いとなっています。

実はこのサービス開始と同時に、ユーザーが動画を企業やお店に送ることができるサービスも開始していました。

しかしこのサービスは企業側動画に比べて普及は進んでいません。

・環境
これまで通信環境やデバイスが脆弱であったこと。
スマホの普及や通信の高速化でインフラが整いつつある。

・サービス
コンセプトが曖昧であったこと。
→動画を投稿することでユーザー側は採用されやすくなり、企業側も採用しやすいという、双方のメリットを実現するための設計、仕様にすべきだ。

こんなことを考えたきっかけはミュゼプラチナムさんがアメリカ発で浸透しつつあるらしいハイアービュー社の動画面接サービスを導入するプレスリリース記事を読んだためです。


「浸透しつつあるらしい」と書いたのは導入実績が600社以上ということですが、187カ国ということなので、ワールドワイド感は半端ないのですが、1カ国3社程度なので、私は勢いがあるのかクエスチョンではあります。
「国」単位で計算する頭そのものが前時代的と指摘されればそれまでですが…

しかしこのサービスが良いのは企業側が質問をユーザーに提示しながら、ユーザーが返答を録画するということで、ユーザビリティが高いと思いした。

また撮影された動画は企業の複数の担当が同時に閲覧可能ということです。

かつ、同じ内容なのである程度は公正なジャッジができるとも考えられます。

導入実績企業はIBMAppleamazonなどということで綺羅星のような企業が並んでいますが、ハイアービューのような仕組みがより安価に多くの企業やお店に導入できれば、企業側もユーザー側も採用活動の効率化が実現できると思います。