改めて「第二新卒」について
ジャイアンツファンながら、横浜に転居したこともあり、ベイスターズに乗り換えようとしているノンポリな私です。
1991年のドラフト。まだ横浜大洋ホエールズでしたから、物凄いことです。
私のスーファミのファミスタ3にもいたはずです。野村とか佐々木と並んで…
自分の子供の頃のスターが次々と引退していくのは寂しく、自分の加齢を感じずにはいられません(笑)
今日は「第二新卒」について。
この言葉、いつ頃から社会的に認知、ていちしたのかググっても出てこないんですね。
恐らくはバブル崩壊後、1990年代後半からなのではいでしょうか。
間違っていれば是非ご教授下さい!
一言でいうと「時代」が創り出した言葉。
つまり将来の見通しが暗くなり、多くの有名企業が破綻し、生き残った企業もデフレ下で低賃金労働をベースに業績や利益を確保せざるを得なくなった「時代」。
一方で、入社三年以内の早期離職は昔から一定程度は存在しているというデータがあります。
つまり、「第二新卒」という言葉は「時代」が創り出しましたが、早期離職の割合は昭和に遡っても一定数あるということです。
割合の変動についてはズバリ「景気」と言えそうです。
なので、安易に「最近の若者は〜」とは言わないようにしましょう(笑)
さて、この「第二新卒」についてR25などに記事を寄せられている有井太郎さんというフリーランスのライターの方がDIAMONDonlineに「第二新卒を採った人事担当者が語る『がっかりエピソード』」というタイトルで記事を書かれています。
思わず笑ったり、引いてしまったり、無茶苦茶で驚きのエピソードが多く、やや第二新卒の採用については批判的なスタンスではあります。
私自身はフリーター上がりなので、批判的なスタンスはあまり受容できませんが、一般論として早期離職する人は忍耐力や協調性の欠如、精神的未成熟さが背景にある場合が多く、採用する際にも特段の注意が必要だと思います。
第二新卒は、このブログでも繰り返し主張していますが、やはり新卒一括採用、就活が産みだすミスマッチが根底にあると思います。
第二新卒採用はだいぶ定着している感もありますが、企業採用担当者には意訳ある若者にチャンスを、チャレンジの機会を与えて欲しい、門戸を広げて欲しいです。