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大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

企業の採用コスト

昨日の雪にはビックリしました。

今朝も物凄く寒いですね。

路面は凍結するほどでもなく良かったです。


さて、人材業界では企業が一人採用するのにかかるコストを「採用単価」という言い方をします。


勿論、媒体か人材紹介か、社員かバイトか、または業種により相場観があります。


データが開示されている新卒採用にフォーカスして参ります。


東洋経済の記者である宇都宮氏の記事を参考にします。


企業が新卒採用に投じる「1人50万円」の中身

http://toyokeizai.net/articles/-/141909?display=b


宇都宮氏の記事によればマイナビさんが新卒採用企業を対象に毎年アンケート調査をしているとのことです。


マイナビ企業新卒内定状況調査」です、

孫引きになってしまいますが、16新卒採用で企業が投じた採用費用総額の平均は556.0万円とのことです。


このうち約半分をマイナビリクナビなどのナビへの広告費が占めるようです。


余談ながら、昔は広告掲載費用はもっと高かったと思うのですが、マイナビリクナビの掲載件数争いは過酷で、マイナビが数年前に200万〜300万に値下げして一気にリクナビのシェアを崩しにかかりました。


結果としてマイナビリクナビを掲載件数で抜いたのですが、リクナビも価格対抗をし、広告費の相場が下がり、今に至っていると思います。


さて、同調査では各社の採用人員も調べ、「入社予定者1人当り採用費」の平均も算出しているとのこと。

結果は45.9万円。

毎年概ね50万円程度で推移している模様です。


もっとも同調査は恐らくマイナビに出稿している企業向けの調査でしょうから、広告を掲載し、母集団形成をした中で振るいにかける、「採用活動には費用を投じるべきだ」という企業群がサンプルに多く含まれていると思います。


ナビに出稿をせず、知人の紹介などで済ませる中小企業は上記の結果は当てはまらないかもしれません。


また1人当り50万円かけて採用することに驚かれる方も多いかもしれません。


私もこの仕事に就く前までは、人を採用するのにこんなにお金がかかるのか、あるいは人に値段をつけるなんて、という思いがありました。


中途採用の人材紹介では年収の30%を紹介料として紹介会社にお支払いすることが相場です。


年収500万円の人を採用する場合、150万円かかります。


しかしこれが相場です。

若干10年前に比べれば下がっているように思いますが、採用環境はとても厳しくなっており、今後も現在も相場観は引き続き変わらず推移していくものと思います。