華麗なるダイバーシティ論
昨日は雨模様、まだまだ春の訪れは遠いでしょうか。
三寒四温とはよく言いますが、日本では春先の寒暖入り交じる季節によく使われますが、元々は冬にシベリア高気圧の影響で起きるため、中国北東部や朝鮮半島で使われていたようです。
昨日の日経紙面ではOECDの東京センター所長の村上さんのダイバーシティ進化論が掲載されていました。
ビジネススクールからゴールドマン・サックスへ20年近く海外で勤務の華麗なる経歴。
主張はごもっともで一分のスキもないように思います。
新社会人に対して自律したキャリア形成、労働市場における自らの希少価値を高めることを説いています。
女性のキャリア形成開発やダイバーシティ推進の話題になる度に、「私はそうではなくて…」という女性社員の思いに触れることがあります。
講演や記事に登場される女性は、自分とは住んでいる世界が違うと思うのでしょう。
勿論感銘や影響を受ける人もいると思いますので否定をするつもりはありません。
寧ろ村上さんの主張を肯定する立場です。
大切なのは、変化が激しい時代だからこそ、自律して生き方を考え抜くことだと思います。
「私とは違うから」と言って逃避してはいけないと思います。
自分の座標軸を持つことです。
現代の女性は大きな変化の中で結婚、出産、育児と向き合わざるを得ません。
どのような生き方、働き方が自分にとって幸せなのかを追求しましょう。
華麗なるキャリアをお持ちの女性の方々に触れて圧倒されて卑下したり、悲観的になる必要は一ミリもないと思います。
語弊がある言い方になりますが、所詮は他人の人生です。