フリーターから社員へ
50名の新卒内定者の方には心からエールを送りたいと思います。
私のひとつ上の世代、2003年卒業だと思いますが、りそな銀行の内定取り消しを思い出しました。
しかし森友に続き、てるみくらぶも「内容の異なる複数の」でしたね。此方は決算書でした。
粉飾って見抜けないんですかね。
さて、日経記事から、フリーターから社員へというコーナー。
ディップの若年層向けの転職媒体であるバイトルNEXTが取り上げられていました。
掲載件数はこの一年で倍増の9000件。
編集長の笠松のコメントもありましたが、やはり新卒採用が売り手市場で難しくなってきており、第二新卒やフリーターまで企業側の食指が伸びている現状と思います。
レバレジーズさんも取り上げており、彼らはハタラクティブという第二新卒の人材紹介を運営されていますが、年度末までに3人採用すると一人あたり60万のフィーを30万に下げているようです。
あわせて記事では人材紹介のフィーが上がっていることをグラフや文章で触れているのですが、疑問なのはこの局面でレバレジーズさんは実質値下げとも思える弱気なキャンペーンをしているのか、です。
記事が矛盾しているようにも思えますね。
補足すると、人材の価値の差が労働市場で拡大しているということだと思います。
第二新卒やフリーターには60万も払いたくないというのが顧客の本音なのではないでしょうか。
彼らの転職先も携帯販売など、不人気な職種が多いことも事実でしょう。
しかしレバレジーズさんは記事では半年いないの離職率が5~6%とのこと。事実ならばとても低い数字でマッチングの精度が高いと思います。
しかし新卒採用で採用単価100万かける企業数もあるのに、卒業したらば価値は半分以下。
いい加減、こういうバカみたいな採用の常識をぶち壊したいです。