貧困女子
『あしたが見えない 〜深刻化する"若年女性"の貧困』
今、記事を読み直しても衝撃的な内容でした。
20代シングルマザーの8割が貧困状態。
年収114万円以下とのこと。
この2年間でも非正規雇用が増加しているワケですから、暮らしぶりが改善していることはないでしょう。
昨日付け(2016.5.10)の毎日新聞大阪版。
大阪や横浜の女性センターを運営する財団法人が初めて非正規シングル女性の調査とその結果が記事になっていました。
記事引用。
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非正規職に就く理由だ。従来、女性は「都合のよい時間に働ける」などと積極的に選んでいるとされてきたが、今回の調査では「正社員として働ける会社がなかった」が62%で最多。
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非正規や派遣雇用は柔軟なワークスタイルで積極的に主として女性が選択するもの。多様な価値観を重んじており、良いことだ。
という神話…
雇用規制緩和の旗振り役の人たちの押し付け、エゴ、傲慢さを感じてしまいます。
しかも彼らは富裕層でしょう(笑)
正規雇用で働きたいのに働けない。
会社がない。
というのが実際です。
調査結果のポイントは以下のようです。
(1)非正規職の待遇改善や結婚していない女性への偏見をなくすといった社会の風潮や制度の改革
(2)スキルアップや職業訓練などのサポートプログラムの提供
(3)同じ立場の人のつながり
私は特に女性に対しての10代後半、20代前半の若年時での就労支援。
例えばキャリア開発、トレーニングの実施、就業先の選択肢の提供が最も重要だと思います。
また受け入れる側の企業側への支援制度の充実も当然重要です。
不本意非正規の方々を正規雇用へマッチングさせることは社会的使命と考えています。
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