大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

相手に本音を語らせて、思いのままに動かすには?

梅雨なのに、まとまった雨が降らない今日この頃で、土日はお出かけ日和のため嬉しい半面、また水不足にならないか不安です。

 

先日、勤務先オフィスに私宛ての小包が。開封しますと本が一冊。

 

リクルートで現在は関西圏を中心に研修講師やアドバイザーなどをされている田中和義さんの著作本でした。

 

私は一度しかお目にかかっていないのですが、本をお贈り頂けるなんて感激。

田中さんの温かいお人柄ゆえと察します。

有り難うございます!!

 

お会いした際にも「元リクルートのTOP営業マン」の匂いは一切せず、とても穏やかで、丁寧で、お話の仕方含めてとても勉強になったことを覚えています。

 

そんな田中さんの処女作は「相手に本音を語らせて、思いのままに動かす技術」というお人柄を偲ばせないタイトル(笑)

 

TOPセールスが書いた営業のスキル本にありがちな経験談は抑え目になっていて、心理学の理論や例え話をふんだんに交え、営業の初心者にも理解しやすい内容となっております。

 

営業現場での後輩指導、部下指導では未だに「背中で覚えろ!」や再現性に乏しい武勇伝がまだ根強く残る職場もあるのではないでしょうか。

またそうでなかったとしても日々の数字に追われ、場当たり的な指導に終始し、体系的に「営業」をレクチャーしている管理職も少ないのではないでしょうか。

 

そういう方にはうってつけの良書です。

 

個人的には明石家さんまさんの本のタイトル通りのスキルに言及されているページでは深く頷けましたし、さんまさんがいなければ面白くない話というのには膝を打ってそうだよな!とクスッと笑ってしまいました。

 

是非営業初めてまもない方や、若手で後輩の研修を任されている人、中間管理職になったばかりの人、営業はセンスだと内心では思ってしまっている人にお奨め致します。

 

田中さんのコミュニケーション研修3日分がこの一冊に凝縮されているとのことですからお値打ちでもあるはずです。

 

 

相手に本音を語らせて、思いのままに動かす技術 (アスカビジネス)

相手に本音を語らせて、思いのままに動かす技術 (アスカビジネス)