大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

選考にもAIの波が押し寄せる

佐藤琢磨さん!!

久々に名前を聞きました。

インディ500を日本人として初めて制する。モータースポーツには詳しくないですが、快挙だということです。

インタビューでも流暢な英語で答えていました。おめでとうございます。

 

ちなみにこれまでの日本人最高位は5位なのですが、この方も懐かしい名前で、高木虎之介さんでした。

 

さて、今日の日経。

 

話題のIBMワトソンをソフトバンクさんが採用選考で導入したとのこと。

 

志望者のエントリーシートをAIが判断し、クリアすると人事担当との面接へ進むとのことです。

 

導入により人事の業務が75%削減されること。

選考の統一感、公平性が担保されること。

が大きなメリットと記載されています。

 

不合格については人事担当が妥当かどうかチェックして、AIの穴?は埋めるそうです。

 

採用選考のプロセスはどうしても沢山の選考官が関わるため属人的になりやすく、面接官トレーニングをしても埋めきれない個人の判断があると思います。

 

今回は選考の最も初期のES段階に限定されていますし、学生には失礼な表現ですが、最も合否判定が煩雑な部分ですので、追随する企業も出てきそうです。

 

今後AIが進化した場合は全ての選考プロセスが委ねられるようになるのでしょうか?

 

こうなってくるとダイバーシティーとAIの関係も気になります。

みんな金太郎飴みたいな人で溢れたらば、活力が失われてしまわないか?

 

AIの可能性と影響については専門外でも勉強しなければいけませんね。

 

買っただけになっている藤野貴教さんの本を早く読まねば。

 

 

2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方

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