大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

採用力が企業の成長を左右する

昨日から様々な人事キュレーションサイトなどでも取り上げられていますが、


日本企業は「採用」でも世界に負けている現実

http://diamond.jp/articles/-/90896 


大変勉強になりました。


アメリカでは新卒採用もポピュラーな採用手法であること。

私も日本だけが「特殊」だと思っていましたが、そうではないようです。


企業の採用担当者が大学周りをするとのこと。「カレッジ・リクルーティング」、「キャンパス・リクルーティング」などと呼ばれているそうです。


とはいえ、新卒採用の具体的手法や、学生・企業双方の活動についてはお国柄がありそうなので、引き続き勉強していきます。


さて、本記事ではアメリカのマッキンゼーが1997年の2000年に実施した「ウォー・フォー・タレント(人材をめぐる採用競争)調査」についても触れています。


経営TOPや人事リーダーが「人こそ財産なり!」と、信念を持っているか?また信念に基づいて様々な手を尽くしているか?が重要とのこと。企業の業績の差に表れるということでした。


「人事部にこそTOP営業を配置すべき!」ということが、よく語られます。

優秀な人材をリクルートすることが企業業績を底上げする。優秀な人材は労働市場で引く手あまた。よって企業側が口説かなければならない。


だからこそ営業力がある人材を人事部に持ってくるのが自然なワケです。


しかしTOP営業を人事に取られたら、今の業績が維持できない。という恐怖が先に立つがゆえに、実際多くの企業で実践はできていないのではないかと思います。


経営TOPや人事リーダーが短期的業績に固執するか、或いは3年後、5年後を見据えた中長期の経営ビジョンを持っているか。


勿論後者が優れた採用戦略に繋がり、優秀な人材を採用することで、さらに企業の成長に

繋がっていくことは間違いないと思います。