内定辞退続出!?気が抜けない採用活動
都知事選に誰に投票すべきか、宇都宮さん取りやめたか〜と興奮して思っていたら、4月に神奈川県に引っ越したことを思い出しました。おバカで残念。
■内定辞退を甘く見ないほうがいい
さて、先週、とある製造業の人事部の課長の方とお話をする機会がありました。
新卒採用で技術者を8名採用予定。
10名に内定通知。
4名から辞退。
あと2名追加で採用せざるを得ない状況になってしまったそうです。
しかもこの4名が選考過程で評価が高かったそうです。
「是非欲しい」という4名全てに逃げられてしまうというのは売り手市場での採用活動の難しさを表しています。
■内定後に変わる企業と学生のパワーバランス
課長の方は今年久々に新卒採用活動の担当となり、会社説明会やグループディスカッションをしたそうです。
フレッシュな若手の前で社会人とは何たるかを語るときが最高に気持ちが良い、とのこと。
でも内定を出したら、此方側は平身低頭、うちに来てもらいますよね。とガラリと立場が変わることに苦笑されていました。
内定を出したらお食事会をしたり、先輩との面談会が頻繁に設定されたり、挙げ句の果ては旅行に連れて行ったり、なんてニュースも珍しくないです。人事も大変です。
■まだまだ採用計画を満たしていない企業多数
東洋経済ONLINEの記事によれば、採用計画の半数に満たない進捗の企業が全体の半数いるようです。
メーカー系は8月いっぱいまで、非メーカー系は年内まで採用活動を継続せざるを得ないとのことです。
■就活で悶々としている学生の方へ
私が就職活動をしていた2004年はまだまだ買い手市場で、秋口以降は先物取引の企業や運送業の企業しか門戸が開いていませんでした。
今は売り手市場。まだまだ企業側も学生側もチャンスはあると思います。
イマイチ就活に乗り気になれなかったり、視野が狭くて落ち続ける、昔の私のような学生さんに対しては諦めないでください。
世の中には自分のまだ知らない業種、職種が沢山あります。
宝探しをする冒険家の気持ちで、もう一度トライしてみて下さい。