この人出不足はいつまで続くのか? 転職媒体編集長が語る
梅雨明けたのかと思いきや、今日はずっと雨でした。
しかし首都圏の水瓶を満たすには至らず、久しぶりの厳しい取水制限がかかりそうです。
20年ぶりとのこと。確かに部活で野球をしていた夏、取水制限があったことを思い出しました。
前回のブログでは労働市場は実は過剰になっているというニッセイ基礎研究所の記事をご紹介しました。
今日は株探さんの記事をご紹介します。
リクナビNEXTというご存知日本最大級の転職サイトの編集長の見立てです。
結論としては引き続き人出不足は続いてくとしています。
1.生産年齢人口の減少
→構造的な問題。
2.サービス経済化
3.デジタル・インテリジェンス化によるタレント不足
→IT関連の専門性を持った人材の争奪戦激化。
何とも横文字が多い記事でした。
1については構造的な問題ですから、外国人の活用、移民受け入れなど抜本的な解決策を講じない限り、減少を食い止めることは困難でしょう。
2についてはサービス産業に従事する人材をロボットに代替していくことができるため、早晩このバブル期並みの労働市場は幕を降ろす可能性が高いと考えます。
3については専門性を持った人材の絶対数が少ないため、争奪戦は続いていくと考えられ、激しさも増していくものと考えます。
記事内においてもメジャーリーガー並みの年俸という表現もありましたが、企業経営の不沈がかかる人材になり得る訳であながち誇張した表現ではないと思います。
ヘッドハンティング、エグゼクティブと言った言葉で表現されるピラミッドのてっぺんの人材については今後も採用難が続くものの、パートアルバイト市場についてはロボットの登場や国家政策の変更如何で急速に萎むリスクを孕んでいると言えるのではないでしょうか。