大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

インターンをする学生は優秀なのか?

近頃の就活にはインターンが欠かせないらしい。


一昔前は意識高い系の学生の専売特許的な活動だったように思いますが、今はかなり市民権を得ているように思います。


採用をする企業側も青田刈りとして、早期に学生に接触できるため、この売り手市場の中ではメリットが大きいようです。

またインターンにおいて企業と学生をマッチングさせるサービスも、人材ベンチャーが担っているケースが増えていると思います。


確かに私もインターンは学生の職務への適合性を見極めるためには、つまらない定型的な面談を何時間もするよりも遥かに有効だろうと思います。


一方で根本的な疑問として、なぜ多くのインターン活動の募集は学生にしか門戸が開かれていないのでしょうか。


私は企業側は凄く勿体ないことをしていると思います。

経営者は優秀な人材が喉から手が出るくらい欲しいはずです。

それであればインターンという採用に効果的な取り組みは対象者を広くするべきではないでしょうか。


新卒や第二新卒や中途などという括りで採用活動を展開することは旧いと思っています。


SNS、AI等々。テクノロジーで革新的な採用手法が出てきつつある今ですが、アナログ部分でも視点を広げるだけで、優秀な人材との出会いの確度を高めることができるのではないかと思います。