スーパーマーケットの人材採用
JR貨物が2017年3月期に貨物事業で初めて黒字になる見込みとのことです。
国鉄民営化以来、実に30年を要したのです。
製造業の海外移転など市場の変遷の影響を受けてきましたが、近年高まるドライバーの人材不足が追い風になっています。
人材不足の影響がとてつもないことを実感させてくれる嬉しいような悲しいような記事でした。
さて、今日取り上げるスーパーマーケットも多分に漏れず採用は大苦戦。
70歳以上でも健康条件をクリアすれば働けるという、シニア雇用に力を入れているスーパーがサミットとマルエツです。
また外国人の受け入れに積極的なスーパーもある。技能実習制度を取り入れて先行するヤオコー。さらに今年からライフが導入予定です。
小売流通業の採用トレンドはシニア&外国人。
フリーター、主婦・主夫が本当は欲しいが、背に腹は変えられない実情が露見されています。
シニアや外国人の場合は受け入れ体制は課題になるでしょう。
研修やトレーニングは通常よりも時間がかかるでしょうし、シニアであればITインフラへの慣れ、外国人であればやはり日常のコミュニケーションもあるかもしれません。
また接客業ですから臨機応変な対応も要求されます。
最近、スーパーのイオンにバスに乗って行くようになりました。
これまでご縁はありませんでしたが、品数も豊富で大規模で買い物が楽しいです。
驚いたのはセルフレジです。
駅のコンビニなどでは便利で私もよく使いますが、スーパーにセルフとは!
もう当たり前なのでしょうか。
確かに「ちょい買い」には便利ですね。
しかしスーパーの買い物の醍醐味はやはりまとめ買いだと個人的には思ってますので、まだセルフレジにはご厄介にはなっていません。
新卒説明会が中継へ! 採用はいよいよ動画の時代へ
昨日、今日で札幌へ出張でした。
帰りのフライト遅れてます。
まだ新千歳( ; ; )
パートナー企業が札幌へ拠点展開。
そのお祝いとマーケット調査、そして販売展開の戦略策定です。
最後はかっこ良く言うと…(笑)
今日の日経です。
マイナビがいよいよ企業説明会の中継に乗り出します。
これは学生にとっては有難いですね。
予約をして現地へ赴く。
特に遠方の学生さんにとっては交通費もバカになりませんので有難いことでしょう。
一方で企業説明会は売り手市場の中で企業側からの発信だけではなく、学生にグループワークなどを実施し、見極めや売り手市場の中で惹きつけの役割を担うケースも多いようです。
企業側からの説明を中継で流すだけでは、採用サイトの動画コンテンツと何ら変わらないという声も上がってくると思います。
LIVE感はあると思いますが、中継ならではの試みや工夫で学生の企業研究や自己分析が深まればと期待しています。
2月16日(木)配信
マイナビ、就職合同説明会をネット中継
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO12962950V10C17A2TI1000
不適正求人、厚労省が放置していた?
ようやくブログの2017年の元旦ということで重い腰を上げます。
何かの本で行動変容論でしょうか、半年続けば習慣になるということですが、結局最後は気の持ちようですね。
昨日はあのインテリジェンスさんがパーソルキャリアに社名変更というニュースがあり、関係者の方々からはSNS上で惜別の声が贈られていました。
パーソルブランドに統一するということでしたから既定路線だったのでしょうね。
パナソニックやスバルもそうですが、お勤めの方は最初こそ違和感を持たれるのでしょうが、今はもう忘却の彼方でしょうか。
古〜いネタですが、東京新聞により昨年末の30日に残念なニュースが配信されていました。
求人広告を取り扱う事業者、私の勤めるディップや勿論リクルートさんやインテリジェンスなども加わっている業界団体があります。
全国求人情報協会。
略して「全求協」と言います。
この全求協が厚労省から不適正求人の情報をチェック、提供することを委託されています。
今回の記事により驚きの事実が明るみに。
厚労省がチェックされた不適正求人の情報を出先機関である労働局へ共有していなかったということです。
不適正求人については社会問題にもなっています。
厚労省中心に適正化を進めている中で、お膝元で税金の無駄遣いは避けて頂きたいです。
求人情報提供事業者が求職者からより信頼を得る為に、現在全求協は自主規制を高めたガイドラインを策定中です。
来月はそのセミナーに行ってまいります。
今年も遅まきながら、大事マンブラザーズの歌詞のような心持ちでブログに取り組みたいと思います。
株探ニュースでの代表のインタビュー
今日は有馬記念。
固い決着も、サブちゃん残念…
ルメールは上手かったですね。
サトノ軍団のコンビプレイも勝因でしょうか。
久々に藤沢厩舎復活で、競馬愛が甦って来ました。
さて、22日の株探ニュースには私が勤めるディップの代表冨田のインタビュー記事が掲載されていました。
なんでこんなに株価が上がるの?という投資家さんの疑問に答えるという形でした。
記事内でも様々に触れていましたが、整理すると以下だと思います。
1.積極的な人材採用(上場時、現在)
2.リーマンショックでもリストラしない
3.時流を捉えた宣伝投資、仕掛け
バイトルの名前の由来など、ユニークなエピソードも語られていますので、是非チェックして下さい。
https://s.kabutan.jp/news/n201612220522/
またディップの歴史を知りたい方は、当社OBが書いた、大変有り難い記事があります。
参照下さい。
彼は22日に会社までケーキを持ってきてくれました。とっても美味しいケーキでした。感謝!!
http://media.request-agent.co.jp/entry/dip-yakushin
この採用百科事典は役に立ちますね。
読者になっておきましょう!!
オススメです。
聖地巡礼
東洋経済さんの新卒採用数ランキングで当社が入っていませんでしたね。
おかしいなー。
http://toyokeizai.net/articles/-/147694?page=3
しかしメガバンクは半端ないですね。
1000人以上採用するのが当たり前ですからね。凄すぎます。
dipの社員数分そっくり採用するなんて。
確かにメガですね。
さて、各所で様々取り上げられていていますが、12月なのにdipはお陰様で内外に話題を振りまいております。
「君の名は」の超強烈なアシストはありましたが!
なぜdipなんだ?という声も大きいので、私も一応お答えしておきますと、「聖地巡礼マップ」というアプリを運営しているからなんです。
アプリの紹介記事から特徴を転載します。
<聖地巡礼マップの特徴>
◆全国5000箇所のアニメ聖地を都道府県別に検索できます
アプリを立ち上げると、全国のアニメ聖地の写真が一覧で表示されます。
都道府県別に検索することができるので、地元の聖地をチェックしてみてください。
◆定期的にアニメや自治体とタイアップしたスタンプラリーを開催
スタンプラリー開催中は、特定の聖地に近づくと自動でチェックインされ、
豪華商品が当たるプレゼントへの応募権を獲得できます。
今後もアニメファンの方に楽しんで頂けるようなコンテンツを準備中です。
引用 以上
実際、今年9月には「聲の形」のスタンプラリーを大垣市で実施したり、コツコツ地道にさまざまな取り組みをしてきています。
そんなところをご評価頂けたんじゃないかなと思っています。
dipというと求人、バイトルというイメージが強いですが、未来を創る新規事業も力を入れています。
いのちの電話の相談員不足
いのちの電話をご存知でしょうか。
悩みや不安を抱える人からの相談に無料で応じる団体を指します。
1953年にイギリスロンドンの聖公会司祭チャド・ヴァラーが始めた電話相談に端を発するとされています。
日本においては1971年にドイツ人宣教師のルツ・ヘットカンプが始めました。
11月22日の読売新聞のネット記事で、いのちの電話の相談員が不足していることが取り上げられ、様々な意見がネットで出ているようです。
記事によれば、相談員の中心を占めてきた団塊世代が退くことで不足に拍車がかかっているとのこと。
「日本いのちの電話連盟」によれば2011年には7355名が活動していたが、2015年には6538人と1割減少。
相談件数も5万件程度減っていることは救いですが、景気を考えると妥当ではないかと思います。
それでもひっきりなしに電話はかかってくるということです。
ツイッターなどで拡散されている意見は相談員の地位待遇が悪すぎるという指摘が多いです。
資格取得に3.4万円かかり、無報酬、交通費も出ない、地域によっては24時間ローテーション…
これでは増えようがないという意見でした。
私も同感ですが、これはビジネスなのか、慈善であるべきなのか。
相談員として活躍されているかは慈善の精神が強いのではないでしょうか。活動のきっかけも宗教に携わる人々でした。
相談員の方々に対しては報酬よりも、地域の方々の善意、寄付という形で支えるのが望ましいと思いました。
相談員の不足解消は、地域の善意の不足、地域の連帯の不足を解決することが近道なのかもしれません。
おしまいに、この記事を読んで今年5月にプロフェッショナル仕事の流儀で放映された、秋田の相談員の方を思い出しました。
秋田は悲しいことに長らく自殺率ワースト1位でした。しかし相談員の佐藤さんのご尽力で10年で半減。
それでも番組内では救えなかった人のことにも言及され、痛切な表情をされていたように記憶しています。
佐藤さんのプロフェッショナルとは。
「人がやらないことでもね、やれると信じてね 懸命に、頑張り通す。己を信じて、どこまで前進する人じゃないですか」
活動15年、4000件を超える相談に乗ってきた佐藤さんの言葉は重く、ビジネスにおいても大切だなと思います。
ストレスチェックと職場でのメンタルヘルス
まもなく12月ですね。
今年もあっというまの一年でした。
それにしてもASKAさんの逮捕。
残念です。薬物に手を出したら終わり、抜けられないんですね。非常に怖い話です。
さて、今日は多くの企業でストレステストが実施されていると思います。
※常時50名以上の全事業場に実施義務が発生
私も受けましたが、「疲れていますか?」みたいな質問もあり、正直に答えましたが、このテストに引っ掛かると相当マズい状態ではないかという印象です。
ストレスチェックが施行される前から、「職業性ストレス簡易調査票」が存在しています。
平成7年〜11年にかけて旧労働省のストレス研究測定チームか作成したものです。
あらゆる職場に適用可能、ネガティヴ反応だけではなくポジティブ反応も調査できるとのことで信頼性が高いようです。
ならばこれでいいじゃないか!というツッコミを入れたくなりますが。
この調査票では統計上、高ストレス者と判定される割合は総受検者数の10%。
また休職などの判定を含む産業医面談などを希望される割合は総受検者数の0.4%だそうです。
従業員が1000人いたらば、100人が高ストレス、4名が産業医面談を希望するということです。
株式会社ドクタートラストの代表である高橋氏は、産業医面談を希望される多くの方は本来のメンタル不調者というよりは会社に強い不満を持っている方であるとのことです。
このことは部下を持つ管理者も強く認識しておく必要があると思います。
少しでも様子がおかしいとメンタル不全と私も見てしまいがちですが、まずは会社への不満がないかどうか慎重に確認しなければ、さらに悪い方向に進んでしまうかもしれません。
また会社によっては産業医面談の結果を人事部が全て把握したいということもあるようですが、個人の結果を会社側が知ってしまうリスクは大きいとのこと。
収集したデータは非常にデリケートな個人情報です。
産業医面談となった場合は全て委ねるというスタンスが望ましいと思います。