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大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

過度な同質性は危険

女性限定の墓地ができているようです。

行き過ぎ感が半端ないですが、ニーズがあるのが凄いですね。

死んだ後に男性も女性もなかろうと思いますが、信心深い方もいらっしゃるんですね。

生身の人間(旦那さん?)は信じられないという死に方は幸せとは言いがたい人生だと思います。

 

さて、今日の日経朝刊で小さな記事でしたが、昨年のノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅教授と池上さんの対談が掲載されていました。

対談テーマは「独創性の条件とは」。

 

大隅教授が「学問が成り立つと権威が生じる」と述べ、池上さんは「権威やヒエラルキーが生じ、打破する気概がないと太刀打ちできない」と応じます。

 

その上で、大隅教授は「同質の人だけでは、つまずいた時に一気に崩れる」と指摘し、「とがった人がどれだけ生まれるかだ」と述べます。

 

これは学問や研究の世界だけの話ではないと思います。

 

企業においても、不確実性が高い時代の中でイノベーションや、優位性をいかに創るかが問われており、人事戦略においても人材の多様性、ダイバーシティの重要性が高まっています。

 

しかし蓋を開けるとスローガン倒れになっている企業も多いように感じます。

 

日本の企業のマネジメント手法がチームとしての一体感や、同質性を重んじる傾向が強過ぎるのは中間管理職の力量の乏しさを象徴しているようにも思えます。

 

私自身、深く考えさせられる異能の二人の対談でした。 

伸びる企業、止まる企業

ドル円は108円台と、円が急伸しています。

しかし面白いぐらい円高になると株価が下がります。

シリアや朝鮮半島情勢が緊迫する中、また金などの現物資産の価格が上がりそうですが、為替は円高、円安双方予想するエコノミストも多く、とても難しいです。

 

さて、「伸びる企業、止まる企業」というタイトルです。私がこのテーマで何か書くのは気が引けますが、様々な経営者の方とお話をさせて頂いたり、業績に触れ感じたことがあります。

 

伸びる企業の特徴

 

・経営者のビジョン、将来目指すイメージや企業像が明確になっている

 

一つの企業を船に例えるならば、大海原を羅針盤もなく、航海をし続けるのは無謀というべきでしょう。伸びる企業は船長たる経営者が従業員に目的地と海図を指し示していると思います。当社もそうですし、私がお会いさせて頂いている伸びている企業もそうです。

 

・人材採用に本気である

 

伸びている企業でも止まる企業になる、躓くポイントだと思っています。

営業会社だからといってずっとセールスや販売の人員を採用すべきということはありません。

経営幹部や中堅マネジャーを採用すべき企業もあります。

企業のステージによっては現在の管理職を入れ換える必要もあるかもしれません。

 

採用に本気である、ということは現状の課題を捉えて変化に対応した採用活動ができているということです。

 

そして優秀な人材を採用するために投資を惜しまないということもあります。

 

私の仕事は企業に最適な人材を採用して頂くための求人広告の提案です。

 

販売パートナーが多数いらっしゃいますが、パートナー企業様の中でもなるべく投資はせずに現状でやりくりをしようとする会社は多いように思います。

 

会社のビジョンやゴールはまちまちですから、百社百様で良いと思いますが、潰していいという会社はないでしょうから、ゴーイングコンサーンが根本にないといけません。

そうなるとやはり企業は伸び続けていかなければいけないと思います。

 

 

代理店渉外としての基本姿勢

非常に寒い4月。

今日も雨が降っています。

ジャガイモも不作でカルビーコイケヤは品数を大幅に絞るようです。

解消の目処は立っていないとのことです。

 

さて、4月になり私の部署にも新たなメンバーがやってきました。

 

営業と私の部署の代理店渉外という仕事は「営業」という点で差はないのですが、直接自分で販売するのか、パートナー企業様に販売頂くのか、が大きな違いとなります。

 

代理店渉外で勘違いしやすいのは、顧客探索(テレアポや飛び込み)をしないので営業と比べると楽だ、と思っている人が多いように感じています。特に異動者に顕著です。

 

異動して業務に慣れても油断はできません。

受け身で仕事をしていても、パートナー企業様が(語弊ありますが)オートマチックにある程度は販売頂けるので、目も当てられない業績になることは経験則ですが、あまりないように思います。

 

自分で販売しなければならない営業はそうではありません。受け身で仕事しているとダイレクトに営業成績に反映されます。

 

従って受け身の姿勢はサボタージュを招いたり、代理店渉外の仕事の本質を見失ってしまうリスクを常に内包しています。

そして「私はできる!」と勘違いしてしまいます。そうなると目も当てられません。

 

従って私のような管理者の責任は重大です。

日々、口を酸っぱくして渉外の仕事に対する基本姿勢や使命などを語り続けていく必要があります。

 

代理店渉外としては、販売頂いているパートナー企業様に対しては常に感謝の念を持ち、謙虚な姿勢でいること。

そして、漫然と受け身の仕事をするのではなく、どうすればより販売頂けるか、経営拡大や従業員の成長に資するかを考え抜かなければならないと思います!

 

 

与信管理と求人営業

日曜の日経によればてるみくらぶの内定者に向けて合同面接会が行われたようです。

 

企業側は近畿日本ツーリストさんなど40社が参加。

内定者側は35人参加。報道では50名の内定者ということでしとから、参加率は高いのではないでしょうか。

 

そのてるみくらぶの2018入社の新卒採用の求人広告がギリギリまで掲載されていたことがネットで話題になっています。

 

ネット記事ではあえて求人広告を掲載することで会社の成長性や、財務の健全性を金融機関にアピールする「手口」とのこと。

 

プレエントリー止まりでその先の案内は学生にはなかったらしいのが救いか。

 

このニュースで思い出したのはアーバンエステートさん。埼玉県にある住宅メーカーで2009年に破産しましたが、私の記憶では破産時にも求人広告を掲載していたと思います。

 

この会社は求人広告の掲載以外にも、倒産するとわかっていたにも関わらず、新規営業をし受注していました。

元会長と元営業部長は詐欺罪で2013年に一審で実刑が出ています。

 

あまりに無責任ですが、倒産させまいと金策に走る身勝手さは今回のてるみくらぶと瓜二つです。

 

求人広告の営業は当然数字のノルマはありますが、それ以上に大切なことがあります。

ステークホルダーを第一に考えることです。

ユーザー、会社、株主、従業員、取引会社…

取り巻く全ての関係者がを顧客と考えるべきです。

 

経営が危ない、不透明な会社に対しての嗅覚を身につけておかねばなりません。

今回のニュースで改めて与信管理の大切さに気づかされます。

 

 

 

 

 

 

 

フリーターから社員へ

てるみくらぶ

50名の新卒内定者の方には心からエールを送りたいと思います。

私のひとつ上の世代、2003年卒業だと思いますが、りそな銀行の内定取り消しを思い出しました。

 

しかし森友に続き、てるみくらぶも「内容の異なる複数の」でしたね。此方は決算書でした。

 

粉飾って見抜けないんですかね。

 

さて、日経記事から、フリーターから社員へというコーナー。

 

ディップの若年層向けの転職媒体であるバイトルNEXTが取り上げられていました。

掲載件数はこの一年で倍増の9000件。

編集長の笠松のコメントもありましたが、やはり新卒採用が売り手市場で難しくなってきており、第二新卒やフリーターまで企業側の食指が伸びている現状と思います。

 

レバレジーズさんも取り上げており、彼らはハタラクティブという第二新卒の人材紹介を運営されていますが、年度末までに3人採用すると一人あたり60万のフィーを30万に下げているようです。

 

あわせて記事では人材紹介のフィーが上がっていることをグラフや文章で触れているのですが、疑問なのはこの局面でレバレジーズさんは実質値下げとも思える弱気なキャンペーンをしているのか、です。

記事が矛盾しているようにも思えますね。

 

補足すると、人材の価値の差が労働市場で拡大しているということだと思います。

 

第二新卒やフリーターには60万も払いたくないというのが顧客の本音なのではないでしょうか。

 

彼らの転職先も携帯販売など、不人気な職種が多いことも事実でしょう。

 

しかしレバレジーズさんは記事では半年いないの離職率が5~6%とのこと。事実ならばとても低い数字でマッチングの精度が高いと思います。

 

しかし新卒採用で採用単価100万かける企業数もあるのに、卒業したらば価値は半分以下。

 

いい加減、こういうバカみたいな採用の常識をぶち壊したいです。

 

求人サイトの隆盛とフリーペーパーの凋落

全国求人情報協会が毎月開示している、求人掲載件数が今月も24日に発表されました。


2月の掲載件数は前年同月比+4.1%でした。


全体が伸びている中でも特徴的なのは、求人サイトの掲載件数が+22.6%に対して、フリーペーパーが−21.3%とWEBと紙のコントラストが際立っています。


求人メディア各社でも好不調がくっきり分かれているように思います。

※開示されている決算情報やヒアリングに基づく


好調な会社は(お陰様を持ちまして)ディップやエンジャパンさんなど、2000年代前後にネット専業でスタートした会社。

もともと紙媒体を経ておらず身軽です。


続いてリクルートさんやインテリジェンスさん、マイナビさんも入るかと思いますが、老舗ながらも全国をカバーしている会社。

紙を残しながらも都市圏で徐々にWEB化に着手、強化。ここ数年で紙を縮小しても経営へのインパクトも軽微な状態。


最も厳しいと思われるのが地方都市を地盤にリージョナルで拡大してきた紙媒体の老舗。

地政学?と言っても差し支えないと思いますが、地政学的条件でWEB化着手、強化が立ち遅れてしまった印象があります。


戦国時代に例えると、

京都や堺に近い大名は情報やトレンドに敏感。なにより天下を目指すマインドが磨かれる。また時代を変えるテクノロジーに触れることで強力な武器を持てる。


雑な例えでしたが、武田の騎馬隊が織田徳川の鉄砲隊に敗れるのと近い気がしています。

LEADERSⅡ 豊田喜一郎とその仲間が教えてくれること

籠池さんの証人喚問が終わりました。

ブロゴスでは郷原弁護士のご意見がとてもしっくりきました。

 

新聞報道では元文部科学相下村博文のコメントとして「官邸が嘘をつくはずがない」とありましたが、傲岸不遜な気がしますね。

戦争中は大本営発表、戦後でも沖縄返還に密約がありました…

 

一強多弱という状況は何事においても好ましくないのだと思います。

 

さて、昨晩はTBS系列にてLEADERSⅡが放映されました。

三年前に放映されたときはテレビに食い入るように観てましたが、今回も興奮しました。

 

豊田喜一郎の大きな夢、志に触発される仲間たちの男気が描かれていました。

 

さしもの喜一郎さんも一人では大望は成し遂げられない。信頼できる仲間がいたからこそ今のトヨタがあるのではないでしょうか。

 

劇中で豊田喜一郎役の佐藤浩市さんがこんなことを言っていました。

 

「1にユーザー、2にディーラー」

 

まず大切なのはお客様、サービスを使ってくれる方、そしてその「声」を聴く、拾うのが営業ということです。

 

また、経営で大事なことは先を見通し、明確に将来をイメージしていることだと思います。

 

豊田喜一郎は明確に、舗装された日本の狭い道路を小型の国産自動車が大量に行き来している光景を戦前にイメージしていた筈です。

 

そして仲間、ユーザー、ディーラー(=社員、パートナー)といったキーワードは私も社長からよく聞く言葉なんです。

 

トヨタのような日本を、世界を変える、皆に愛されるビジョナリーカンパニーにしたいですね。