ハピネスオフィサー
NHKを見ていたらハピネスオフィサーなる会社の役職?当番がフランスで流行っているというニュースに接しました。
なんでも毎週金曜日に女性社員が100人の社員にキスして回るそうです。
日本ならセクハラ、パワハラで大炎上が予見されます。
そのキスする役回りがハピネスオフィサー!
実際にサービスが向上し、顧客満足も高くなったと。社員の欠勤率が下がったということもニュースでは流れていました。
調べますとハピネスオフィサーの動きは2012年頃にGoogleの人材部門のチャディー・メン・タン氏が思いやりの実践こそ社員の働き甲斐や利益を生むという考え方を提唱して以来、従業員の幸福度が注目され出したようです。
私の会社ではCHOはチーフ・ヒューマン・オフィサーですが、(ときどき、超話の長いおじさんや、超ホットなおじさんに変身します。※くすっと笑うところです。)、欧米ではチーフ・ハピネス・オフィサーと呼ぶ会社もあるそうです。
幸福度と成果には繋がりがあるだろうことは疑いの余地はないでしょう。
不幸だと思ってる人はきっと仕事の能率や生産性は下がりますからね。
私の会社のCHOは入社案内以来、一貫して「従業員満足度No.1の会社になる!」と明言しています。ずーっとぶれません。リスペクトしています。
しかし、このニュースを見て、「従業員幸福度No.1の会社になる!」ほうがさらにいいかな?と思ってます。
なぜなら満足しちゃうとその先がなさそうだから。
国においてもGDPではなくGNH、国民総幸福量を計ろうとする動きがあります。
1972年にブータン国王が提唱し、日本でも少し前に話題になりました。
国も会社も数字ばかりに目を奪われていると手痛いしっぺ返しが来るかもしれません。