大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

トータルリワード?

昨日に引き続き、横文字ワードの登場なのですが、此方の方が私は効果的で中身自体もしっくりくると思います。


トータルリワードとは日本語で言うと、非金銭的報酬が最も近いそうです。


従業員のモチベーション維持、向上のためには勿論金銭での給与、報酬がインセンティブとして効果を発揮することは言うまでもありません。


しかし、限界がありますし、景気後退局面では逆にカットせざるを得ないこともあります。


従業員の会社への満足度が低いことに課題があっても金銭報酬の手段だけに頼るのは得策ではありません。


私も給与や報酬のためだけに働いている訳ではないと思います。

「ディップはアットホームで良い!」

「パートナー部の面々と働くことが楽しい」ということも非金銭的な報酬と言えます。


行動科学マネジメントの専門家である石田淳氏によれば、非金銭的報酬は即座に発動させることが望ましいという述べておられます。


営業組織では月間MVP賞などインセンティブとなる表彰制度も整っていますが、行動科学マネジメントの考えに照らすと、「遅い」そうです。


人は行動してから60秒以内に確実なメリットが与えられないと、その行動を繰り返さないそうです。

何てワガママな…

 流石に60秒は無理なので仕事では2週間と石田氏は決めておられるそうです。


最も効果的なのは良い行動をしたら、その場ですぐ褒めること。


当社も昔、「褒める、励ます、話し合う」というスローガンでマネジメントを強化していた時期がありますが、今でも私は正しいと思っていますし、密かに実践し続けることが大事だと思ってます。 


組織活性化は行動マネジメントとトータルリワードの考えに基づき、良い行動をすぐ褒める、評価する制度、仕組みや習慣作りから!

だと思います。


私の部署でも仕掛けをしていこうかと思います!

決めたときにブログで報告!

実施してみてプロセスを報告!

結果も報告!

して計画倒れにしないようにします (⌒-⌒; )