とはいえ正規雇用にも問題はないのか…
どうしてFacebookのアイコンは女性は同性の友達と二人で写っていることが多いのでしょう…
どっちなのかわからないじゃないですか!
と思っている今日この頃です。
正規雇用も何とかしないといけないよ!
という記事が此方。
「1億総活躍」には正社員解雇ルールの明確化も必要
https://zuuonline.com/archives/108290
(ZUUONLINE/2016.5.28)
同一労働同一賃金の問題に対しての野党のスタンスを見ていると、正規雇用の立場を守ることが前提で、正規雇用の賃金をカットして、非正規雇用の賃金を上げるのはナンセンスだ、という論調のように思います。
確かに私は経済学は疎いですが、実質賃金が上がらないと思うので「お金を回す」=消費を増やして景気浮揚ということにはならないと思います。
一方で視点を下げると、正規雇用で勤続年数は長く賃金も高止まりしているが、見合った能力がないという「個人」も存在しているはずです。
居酒屋で飲むときに愚痴として出てくる登場人物かもしれませんね。
企業と個人は長期雇用の中でマッチしていても、仕事と個人のミスマッチというのは解決すべき問題です。
前述のZUUの記事同様、労働市場の流動性や、活性化を図るために産業間の労働力移転は促進されるべきですし、「正規雇用」が長く保持できる権利モノであってはいけないのではないかと思います。
最後に別の記事になりますが、ダイヤモンド・オンラインから。
不要社員に引導を渡すことができない人事部の罪
http://diamond.jp/articles/-/91761?display=b
(ダイヤモンド・オンライン/2016.5.24)
内容は分からなくもないですし、ZUUの記事とも繋がっているのですが、何でもかんでも「人事部」のせいでまとめるなよと。
私は人事部ではありませんが、「人事部悪玉論」みたいな風潮が結構ありますよね。
不要社員に引導を渡さなければ、いけないのは直属の上司だと思います。