「働き方改革」で人事評価も変わる
フランク三浦がフランク・ミュラーから訴えられましたが、最高裁で勝ちましたね。
白い恋人対面白い恋人の対決は吉本が負けましたが、それを考えると今回の裁判はビミョーな気も致します。
しかしパロディーに対する一定の理解が法廷で示されたことは嬉しく思います。
本家本元の度量も試される、こういう世の中だからこそクスッと笑える商品あってもいいんじゃないかと思います。
面白い恋人問題の考察を弁理士の方がまとめていらっしゃいます。
ご興味ある方は是非
http://bizgate.nikkei.co.jp/sp/article/87750617.html
さて今日も日経紙面から。
「人件費を考える」という私の職業柄、気になる連載が始まりました。
「モーレツ」の社風で知られる大和ハウスさんが働き方改革に乗り出しているのです。
一人当たりの利益から、社員の1時間当たりの利益へ指標を転換。
これがマネジメントをする支店長の意識を大きく変え、大きな成果が出ているとのことです。
また、アメリカの投資運用会社、ブラックロックが投資先の日本の企業約400社に「働き方改革」に関する期待を寄せる手紙を発送したそうです。
400社の中には三菱地所、コマツ、鹿島、セブン&アイなどそうそうたる企業が含まれています。
「働き方改革」の流れは大手企業だけに留まるものではなく、中小企業においても無視できなくなると思います。
なぜなら、採用が難しい中で人材の定着や育成は全ての企業の課題になるからです。
日本のケンタッキーフライドチキンも20時以降の残業禁止を打ち出すなど、続々と人事労務の動きが出てきています。
勿論、流行りに乗ることに意味はなく、潮流の本質は何かを社内で人事で、各々の部署で話し合うことが大切だと思います。