大野修一のみらい人事ブログ

求人・人事・組織についてニュースネタを元に綴ります。

アットホームな職場って!

日経を読んでいたらば、アメリカメキシコの国境には既に1000キロも壁があるとのこと。


実に国境線の1/3に相当するとのこと。


現在も建設されていますが、建設承認されたのがクリントン政権時。


民主党じゃないか!


壁を作る発言でトランプはおかしいと思ってしまう報道が大統領選時には溢れていたように思います。


但し、記事にもあるように全部作る必要あるの?ということと、金を全部メキシコが払えというのはヤクザだなと思いますが。


さて今日は読売新聞の読者投稿欄、発言小町というコーナー、先日投稿された求人広告あるあるがネットでも話題になっているようですので取り上げたいと思います。


40代の女性が投稿者で求人広告をよく見る方のようです。


「アットホームな職場」という記載は今の20代は逆に敬遠するのではないですか?皆さんどう思いますか?


という投稿でした。


ネットの反応も様々上がっているようです。

質問は世代や時代に対する考え方になりますが、そこからは一旦離れて記事を書きます。


私は求人広告を提供する立場から、「アットホームな職場」に代表される、溢れかえる陳腐な表現について考えたいと思います。


採用環境は売り手市場が続き、企業側はいかに自社の魅力を際立たせるかに腐心をします。


ここで求人広告の営業や制作の腕の見せ所となるのですが、書くに窮して「アットホームな職場」となってしまうワケです。


企業の魅力を引き出すのが仕事なのですが、ヒアリングする時間の不足、スキルの不足なのだと思います。


投稿欄では「アットホームな職場」の他にも「社内イベント盛りだくさん、BBQなどもしています!」や、「クラブ活動が盛んです!」などについてはブラック臭が漂うというコメントもあり、ある程度頷いてしまう自分がいます。


多くの求職者が求人広告の美辞麗句、巧言令色に気付いています。


一方で求人広告の営業、制作はいつまでこういう表現を垂れ流すのか。


求人広告が紙からWEBに大きくシフトしている中で、WEBの特徴でもあるリッチコンテンツ(情報量の豊富さ)を追求する媒体が多いです。


余りに項目が多くて、書くことがなさ過ぎる。そんなことが起きていませんでしょうか?


私の個人的見解ではありますが、ハローワークに提出する求人票プラス何かで良いと思っています。


何かとはズバリ動画だと思います。


それも新卒セミナーで使われるようなカッコいい動画ではなく、職場のありのままの姿を写した、手作り感が溢れる動画です。


求人ドキュメンタリー動画とでも呼びましょうか。


もっと求職者のために分かりやすく、シンプルな求人広告になるために、私も力を尽くしたいと思います。